リーダーシップの4タイプ、今と昔で変わること
これからのリーダーシップの形が変わる、という話を色々なところで聞きますし、このブログにも書いたことがあります。
今回は、今昔のリーダーシップについて、2軸で考えてみました。
2つの軸
考えたのは、以下の2つの軸です。スパッと分かれていない部分もありますが、そこはご愛嬌ってことでお許しを。
- 「前で引っ張っていく」か「後ろから押す(支える)」か
- 「主張が強く、決断する」か「傾聴が強く、迷う(合意形成を図る)」か
この2つの軸をクロスさせて、4つの象限に分けました。
4つの象限
「従来型リーダー」「のらりくらリーダー」「迷走・思考停止リーダー」「ファシリティ・サーバント型リーダー」です。
従来型リーダー
決めて引っ張って行くタイプ。引っ張って決めるタイプ。
昔はこれで良かったし、この姿が求められていたのかもしれないけれど、VUCAの時代に一人で決めちゃうの??という違和感もあるし、一人で決めなきゃいけない怖さもあるような。
のらりくらリーダー(No.2)
決めるけど後ろから押す(支える)タイプ。後ろから支える割に決めちゃうタイプ。
後ろから全体を見渡していて、決めはするんだけど、後は任せちゃう。決断はするんだけど、先頭には別のリーダーを立てたい感じの人。引っ張っていく感じは薄い。一番前にいるのは、気が引ける。
(なんか自覚が少しある……)
迷走・思考停止リーダー
決めない割に引っ張ろうとするタイプ。引っ張るんだけど大事なところで決めないタイプ。
グイグイ引っ張るくせに、決めることはしない。意見は聞くけど、やっぱり決めない。決断は皆でしたがる割に、自分が思い描く結論に持って行きたがる。ので、みんな着いて行きづらい感じ。
ファシリティ・サーバント型リーダー
決めずに後ろから押す(支える)タイプ。後ろから支えながら決めない(合意形成を促す)タイプ。
とにかく傾聴する。自分では決めない。後ろから全体を見渡して、どうすれば合意形成を図れるかを考えて、皆で一つの方向性を見つけられるように促す感じ。これからの時代に必要だと言われているようです。
おわりに
一口にリーダーと言っても、色んなタイプがいそうです。あなたは、どのタイプに近そうでしょうか。今の自分のタイプ、理想とするタイプ、周りにいる反面教師の方のタイプ、色々と実例を当てはめて、リーダーシップについて思いを巡らせてみてください。
おわり。
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