良いことチクろう「告げ感謝」
「チクる」と聞くと、良い印象を持つ人はほとんどいないと思います。今回は、“チクることは是か否か”というような話をしてみたいと思います。
別の言い方にしてみる
“チクる”というのは、“とある事実をその人が知らない間に別の誰かに伝える”ことですよね。「密告」「告げ口」「リーク」ですね。主に、自分と同じような立場にいる人のことを、自分よりも目上?力のある人?に対して密かに伝えること、というニュアンスを感じます。
目的による
別の言い方にしても、やっぱり良いことには聞こえませんね……でも、なんか、目的によっては、良いことにもなりそうな気がします。
相手の足を引っ張る
ザ・密告。駄目なパターンです。相手のあらを探してミスを探して、どうにかして上にその情報を入れて、相手を引きずり下ろそうとします。やめてよ。
相手の助けになる
巡り巡って相手のためになるんじゃないか、という様な情報を、上にこっそり伝えるパターンです。例えば人目につかず掃除していたり、自分が助けられたりした際に、本人の了承を得ずに周りに伝えます。「あの人にあの時本当に助けられたんすよ」ってね。たまーーにいる、ような気がします。いや、なかなかいないかな、そんな奉仕の精神の人。
あと、こういう「告げ口」、なんて言うのでしょうか。思い当たる節がある方いらっしゃったら、教えてください。取り急ぎぼくは仮に、「告げ感謝」と呼ぶことにします。
おわりに
みんなが“相手の助けになる”「告げ感謝」する世界になったなら、面倒な“成果面談”や“自己アピール”は不要になり、“ごますりマン”、“横取り40マン”が淘汰される世界になりませんか。誰かが誰かに感謝して、その事実を周りに伝えるだけで済むのです。なんて、低コスト。「人が人を評価する」なんて不条理からも、評価する側も開放されます。良いこと尽くし。さあ、レッツ、「告げ感謝」。
おわり。
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