主語から見る物事との距離感4パターン
今あなたが、誰かが、
話していることの主語は何なの?
というお話。
話のなかで、
他人事感を出してしまったり、
他人事感を感じてしまうことはありませんか。
日本語は主語を明確にしなくても成立してしまうので、
きっと主語が曖昧になっている場合もあるでしょう。
主語を明らかにすると、
その主張の意味合いが、
より明確に分かってくるかもしれません。
主語から見る物事との距離感4パターン
軸を「人か物事か」「近いか遠いか」と置くと、こうなりました。
主体、主観的(右上)
主語は人、主張の対象は自分事なパターン。
『I am/do/think』『We are』私は、ぼくたちは。
これは自分事だ、それは自分事にする。
手の届くものに対して自ら働きかける、
という意思を感じます。
主体、客観的(左上)
主語は物事、主張の対象は自分事なパターン。
『This/That is』これは、あれは。
自分がやるとは言い切っていないながらも、
冷静に、身近なこととして捉えていそうです。
今にも、『I do』って言い出してくれそうな感じ。
客体、主観的(右下)
主語は人、主張の対象は他人事なパターン。
『He/She is』『They are』彼は、彼女は、彼らは。
これは彼らのことだから、
彼らが対処するでしょう、という思惑?
を感じます。
前に『(I think that)』を付けると
自分事感が出る気がしますが、
付けないってことは、
心の奥底では他人事なんでしょう。
客体、客観的(左下)
主語は物事、主張の対象は他人事なパターン。
『It is』それは。
側にはいるけど一般論、他人事です。
「自分には関係ないから」
「あとはよろしくやっといて」
とでも言いたいのでしょう。
※超個人的な、恣意的解釈です。
できる限り、
Iのある/愛のあるメッセージを、
発信していきたいですね。
※主体と客体の意味、使い方が正しいかは微妙
I think で I do な We can だと思っている話