発散と収束のあいだ ~ダイコンスクラム~

働き方改革?生産性向上?そんなことよりまず全員が幸せに働ける世界にしよう。「チーム」「信念」「感情」この3つの大切さを日本中に広めたい。思考と感情をダンプし、自分の輪郭を明らかにする。心理的安全性を高める哲学とか解説ポエムとか、アジャイルなマインドとか

知性ってなに

知性って何でしょうか。辞書を引くと、こうあります。

 

ちせい【知性】

物事を知り、考えたり判断したりする能力。

「―が低い」

 

知性の高い低いって、どうやって決まるのでしょうか。何ができれば知性が高くて、何ができなければ知性が低いのでしょうか。

 

 

ちょっと聞いたことがある

知性というのは、こういうことだ、と聞いたことがあります。

 

「類似性を見つけることができる」

=AとBはここが似ている(逆にここが違う)とわかる

 

「関連がわかる」

=AとBはこの点で繋がっている

 

メタファーの比較から類似性や関連を理解して、学びを得ることは、知性が無いとできないことなのかもしれません。

 

IQが計っているもの

また、知性と聞いて思い出したのは、IQ(知能指数)です。IQの高い低いで、知性の高い低いを述べることは、ままあると思います。

 

『知能検査で測定できるのは、主に言語的機能や論理数学的機能と定義される能力』

(中略)

『心理学的アプローチから「知能」を捉えると、知能検査で計ることができる能力は知能の一部でしかない 』

 

知能指数(IQ)とは?定義や知能検査の種類、知能指数の値と疾患・障害の関係は?【LITALICO発達ナビ】

 

ここまで書いてきたのは、「言語的」「論理数学的」話に近いような気がしています。(門外漢なので、正確かどうかは不明です)

心理学的な「知能」についても、同じサイトに記載がありました。

 

・「言語、数、空間、記憶、推論、語の流暢さ、知覚」…アメリカの心理学者・サーストン(1887-1955)による定義
・「言語的知能、論理的数学的知能、空間的知能、音楽的知能、身体運動的知能、対人低知能、博物的知能、内省的知能」…アメリカの心理学者・ガードナー(1943-)による定義
・「目的別に行動し、合理的に思考し、効率的に環境を処理する個人の総体的能力」…アメリカの心理学者・デイヴィッド・ウェクスラー(1896-1981)による定義

 

IQで計っていないもののキーワードを抽出すると、こんな感じでしょうか。

 

 

「空間」……3次元的な認知力

「記憶・博物」……どれだけ覚えていられるかという知力

「音楽」……リズムや音程を取る知力、音から感じる感情を受け取る知力

「身体運動」……思った通りに体を動かせる知力

「対人」……他人との関係を築く知力

「内省」……自分で省みて変化していく知力

 

(やっぱり門外漢なので、解説は言葉から想起した雰囲気です。)

(間違いを指摘いただける有識者の方いらっしゃったら、お願いします)

 

IQで計れない心のこと

EQ(こころの知能指数)ってのがあることも知ってはいます。EQが上記の何を計れるのかは、よく知りません。下のサイトを読む限り、なんとなく「対人」「内省」あたりなんじゃないかと感じますが。時間の関係で、今回は割愛します。

 

EQ(こころの知能指数)とは仕事や私生活で成功するためのカギ – EARTH LAB

(誰か解説できる人いらっしゃれば、教えてくださると嬉しいです)

 

おわりに

IQが高いからって、知性が高いと言い切っちゃうのは危険ですね。ほかの色々な知性も含めて、人の持ち味も探していきたいと思いました。いや、今でも広い目で見ているつもりはあるのですが、改めて、自戒を込めて。おわり。

 

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