発散と収束のあいだ ~ダイコンスクラム~

働き方改革?生産性向上?そんなことよりまず全員が幸せに働ける世界にしよう。「チーム」「信念」「感情」この3つの大切さを日本中に広めたい。思考と感情をダンプし、自分の輪郭を明らかにする。心理的安全性を高める哲学とか解説ポエムとか、アジャイルなマインドとか

比喩がすき

ぼくは、比喩表現が好きです。個人的に好きな比喩表現の特徴をまとめてみました。

 

 

回りくどいところがすき

比喩だと、結論だけをシンプルで言わないことになります。結論を想像はさせるんだけど、それ以外の余白というか無駄というか余地というか、そういうものを含ませる感じになります。それが好き。聞いている方は、面倒くさいと思うときもあるかもしれない。けれど、それも含めて好きです。

性格悪いですね。

 

奥ゆかしいところがすき

例えばラブソングなら、「好き」「愛してる」なんて言葉を出来るだけ使っていない方が、個人的にはグッと来ます。

 

例えばこれとか

君は毎朝 ボクの横にいて また勝手なことをたくらんでる顔をする

 

(毎朝、ボクの横にいて。)

https://sp.uta-net.com/song/20583/

 

これとか

会いたいんだ今すぐその角から

飛び出してきてくれないか

夏の魔物に連れ去られ 僕のもとへ

生まれた星の元が違くたって

偶然と夏の魔法とやらの力で

僕のものに なるわけないか

 

(高嶺の花子さん)

http://j-lyric.net/artist/a04fdf2/l02d57c.html

 

想像させる感じがすき

奥ゆかしさとも近いですが、受け手が自由に解釈できる余地が残ります。

 

「これってこう言う気持ちなのかな?」

「それってこういう意味かな?」

「相手との関係は、こうなのかな?」

「このあと、どうなるんだろう?」

 

これが楽しいです。

 

 

思いもよらない気づきがすき

想像からの続きかもしれませんが、比喩表現を味わうことで得られる、思いもよらない気づきも好物です。以前職場で、今の組織の事業を“SL”に喩えたことがあります。

 

“停まる駅が決まっている”

“出来るだけ正確に駅に着かないといけない”

“レールの上を走らないと脱線事故

蒸気機関を操る様な職人技が必要”

 

などの特徴を関連付けてみると、「なんかそうだね!」という気づきを得た経験もあります。

 

おわりに

改めてまとめてみると、色々あるもんですね。また、結論を急ぐ空気を感じる今の世の中と逆行している感じがします。喩えるなら「ウサギとカメ」。


f:id:paraesta:20200227235230j:image

 

もしかしたら、最後はカメの方が早く?目的地に到着できるかもね。おわり。

 

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