イニシャル“ゆ”に秘められた力
“ゆ”から始まる日本語には、秘められた力があるのではないかと思います。ギスギスした世の中に余裕を与える力です。
魔法の“ゆ”
譲る
自分本位ではなく、相手の気持ちを考え、さらに自分の利益よりも相手の利益を考えた結果の行動。利他的でも、偽善的でも、功利主義からの行動であっても、譲られたら助かる人はいるものです。
許す
自分に災難が振りかかったとき、相手を許す。自分で自分を責めてしまいそうなときにも、自分を許す。みんな、そんなに完璧じゃないですよ。許します。
緩む
マイペースな“ネコ”。どこか間抜けな“イヌ”。言うまでもない“カピバラ”。どこに向かっているのかよく分からない“ゆるキャラ”。みんな、ギスギスした世の中の真逆にいます。
と思いましたけど、“ゆるキャラ”だけは、熾烈な総選挙を毎年戦い抜いているので、ギスギスした世の中のど真ん中かもしれないと、今気づきました。唯一、名前に「ゆる」って入っているというのに。誇大広告か。どうやら今年もやるらしい。
閑話休題。
結わう
何かと何かとが出会って、結びつき、協力し合うことで、本当は余裕が生まれて欲しいです。今は、何かと何かが遭遇すると、ギスギスが生まれる恐れが多いような気もしていますが。
たくさんの人が、いい関係を結わえる世の中に、少しずつなって欲しいです。
弓矢で貫く
弓矢で貫かれると、秘められた力が目覚めることがある様です。
これ以上語ると脱線事故が起きて事故調査委員会が押し寄せて来そうなので、ここでやめておきます。
おわりに
“ゆ“から始まる日本語には、やっぱり魔力がある。