発散と収束のあいだ ~ダイコンスクラム~

働き方改革?生産性向上?そんなことよりまず全員が幸せに働ける世界にしよう。「チーム」「信念」「感情」この3つの大切さを日本中に広めたい。思考と感情をダンプし、自分の輪郭を明らかにする。心理的安全性を高める哲学とか解説ポエムとか、アジャイルなマインドとか

あなたの抱く、その感情を、誰にも否定させてはいけない

働いていると、

 

「こうすべき」「こうあるべき」

 

ってことが溢れていると思いませんか?

 

「こうしたい」「こうありたい」

 

「こうはしたくない」「こうはありたくない」

 

っていう個人の感情は、

 

ないがしろにされがちだったりしませんか?

 


でも本当は、


「こうはありたくない」

 

なんて個人が感じた事実は、


尊重した方が良い、と思います。


それが一般的に歓迎されない感情だったとしても、


誰にも否定させてはいけないと、思います。


もちろん、自分にも否定させてはいけない。

 


感じたことをそのまま受け止めた上で、


お互いにどう歩み寄るか、


どう行動するか、


それが大切だと思います。

 

 

組織の成功循環モデル

組織の関係性の質が高まると、個人の思考の質や行動の質もよい方向に変化して、結果の質の向上につながる。

 

www.weblio.jp


個人が感じたことをそのまま受け止めることは、


組織の成功循環モデルで言う


「関係の質」を高めることに直結します。

 

 

ぼくの実体験


感情をそのまま受け止めることで、


後輩の「結果の質」が向上した体験をお話しします。

 


ぼくは正直なところ、


その後輩を少し見下している部分がありました。


(本当に申し訳なかったと思う)


「もっとここを直さないと!」


なんて偉そうに、言っていました。


当然、ぼくの声は、相手の心には、

 

全く届いていませんでした。

 


「関係の質」が悪く、


「結果の質」も悪いままでした。

 


ふとある時


「この見下している感じ、自分で嫌だな」


ぼくに心境の変化が起きました。


後輩の話に、心から耳を傾けるようにしました。


どうすれば本音で話してくれるか、


色々と言動も工夫しました。

 


時間はかかりましたが、ある時から、


本音、弱音をぽつぽつと吐いてくれるようになりました。


その本音、弱音をそのまま受け止めた上で、


何があれば考え方を変えられそうか?


行動が変えられそうか?を、


じっくり対話しました。


ぼくの言葉が、届くようになりました。

 


「関係の質」が良くなり、


「結果の質」が良くなりました。

 

 

まとめ


個人の感情に寄り添うことは、


組織に属する個人の幸せにとっても、


周りにいるチームメンバの成長にとっても、


成果を出したい周りの誰かにとっても、


良いことづくめだと思います。

 


急がば回れ


一度ゆっくり、一緒に働く周りの方と、


素直な気持ちを受け止めあってみては、


いかがでしょうか。

 

 

この記事を書いたぼくの感情を受け止めてくれる方はこちら

diver-conver-scrum.hateblo.jp