発散と収束のあいだ ~ダイコンスクラム~

働き方改革?生産性向上?そんなことよりまず全員が幸せに働ける世界にしよう。「チーム」「信念」「感情」この3つの大切さを日本中に広めたい。思考と感情をダンプし、自分の輪郭を明らかにする。心理的安全性を高める哲学とか解説ポエムとか、アジャイルなマインドとか

「対話」って言葉を軽々しく使わないでほしいなあ

みなさんは「対話」の意味を、

 

説明できますか。

 

なんとなくの理解で「対話」という言葉を、

 

使っていませんか。

 

 

「会話」と「議論」と「対話」

 

「会話」と「議論」と「対話」には、

 

明確な違いがあります。

 

こんな違いです。

 


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それぞれの言葉について、解説します。

 

辞書で引いた意味も添えます。

 

会話

ただ意見や感想、事実などを述べあう。

特に目的は無くても良い。

 

向かいあって話しあうこと。また、その話のやりとり。

 

議論

根拠と理由をもって主張、批評し合い、

ひとつの結論を導く。

目的は、結論を出すこと。

 

自分の考えを述べたり他人の考えを批評したりして、論じ合うこと。その論の内容。

 

対話

主張に至った背景や経験を伝え合い、

相手のことを理解し合う。

目的は、お互いを理解すること。

ひとつの結論を導くことは目的ではない。

 

でも、お互いに理解し合うことで、

結果的に納得の折衷案が出ることもある。

かも。

 

向かい合って話すこと。また、その話。

 

※辞書の意味、びっくりするほどあっさりしてますね……

※というか、「会話」の意味とほぼ同じ表現ですね。

※みんな使い分けているような気がするので、

※改訂の際に、見直してほしいなあ。

 

対話に大切なこと

相手のことを理解する、

 

自分のことも理解してもらう、

 

という目的を、

 

決して忘れないでください。

 

 

相手のことを理解したい、

 

自分のことも理解してもらいたい、

 

という気持ちも、

 

決して忘れないでください。

 

 

今相手が話している主張、言葉の裏に、

 

本当の気持ちや想いや悩みが、

 

きっと隠されています。

 

 

その隠されている何かに、

 

聞き手のあなたが、

 

気づいてあげてください。

 

 

実は、相手も、

 

自分で気づけていないだけ、

 

かもしれません。

 

 

裏に隠されている何かに気付ければ、

 

相手との関係を一段階上げることに

 

繋がるのではないかと、

 

ぼくは、信じています。

 

 

先日、「どんどん対話しよう」という記事を書きました。この記事は、その続きの位置付けです。

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少しだけ対話の効果が出た話し

 

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「対話って本当大切だなあ」と共感頂けたらこちらも是非

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