発散と収束のあいだ ~ダイコンスクラム~

働き方改革?生産性向上?そんなことよりまず全員が幸せに働ける世界にしよう。「チーム」「信念」「感情」この3つの大切さを日本中に広めたい。思考と感情をダンプし、自分の輪郭を明らかにする。心理的安全性を高める哲学とか解説ポエムとか、アジャイルなマインドとか

意識高い系を目指そう!嘘でしょ。

はじめに

この記事を書こうと思ったきっかけは、

 

電車で見た吊り広告のキャッチコピーです。

 

意識高い系って、褒め言葉。

 

炎上マーケティング的な臭いがプンプンしたので、

 

出展は省かせていただきます。

 

とにもかくにもそんなコピーをどーんと出されて、

 

「意識高い系って褒め言葉なんだ!」

「意識高い系って言われてるあの人を目指そう!」

 

という哀れな子羊が生まれることは、

 

「みんな信念を持とう!」というぼくの信念の妨げになると思いました。

 

ので、丁寧に「意識高い系」と向き合ってみたいと思います。

 

「意識高い系」と「意識高い人」の共通点

一言で言うと、『取ろうとする手段』に共通点を感じます。

 

  • 先鋭的なこと
  • 誰もやらなそうなこと
  • 実行のハードルが高いこと
  • 目立つようなこと
  • 自己啓発につながりそうなこと

 

モレもダブりもありそうですが、こんな感じでしょうか。

 

「意識高い系」も「意識高い人」も、

 

興味を持って取り組む対象に、大きな違いはないように感じます。

 

(表現に若干のトゲがあるのは、ご愛嬌ってことでお願いします)

 

「意識高い系」と「意識高い人」の大きな違い

端的に言うと、『目的と志の深さ』でしょうか。

 

ぼくの個人的な印象でしかありませんが、比較してみます。

 

意識高い人
  • 明確な目的、成し遂げたいことがある
  • そのために行動する
  • 本質を求める
  • 疑問、違和感を解消することに力を入れる
  • 『意識が高くなることは、ただの結果

 

意識高い系
  • 明確な目的も、成し遂げたいことも無い
  • ただ何となく、で行動する
  • 本質には目を向けず、表層を滑る
  • 疑問、違和感を抱かない
  • 『意識を高くすることが、ある種の目的

 

まとめ

別に個人的な恨みがある訳じゃないのに、

 

トゲが生え続けました……

 

もし気分を害された方がいらっしゃったら、すみません。

 

 

みんなが、

 

「意識高い系」になることなく、

 

目的と志を持って、

 

「結果的に意識が高く」なりますように。

 

 

ちなみにWikipediaに「意識高い系」をまとめたページがありました。

 

びっくり。

 

リンクだけ貼っておきます。

意識高い系 - Wikipedia

 

あと、さいごに。

 

さすがにいないか。

 

炎上マーケティングにやられて、意識高い系を目指す、子羊的な人。

 

(長いノリツッコミ)

 

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