意識高い系を目指そう!嘘でしょ。
はじめに
この記事を書こうと思ったきっかけは、
電車で見た吊り広告のキャッチコピーです。
意識高い系って、褒め言葉。
炎上マーケティング的な臭いがプンプンしたので、
出展は省かせていただきます。
とにもかくにもそんなコピーをどーんと出されて、
「意識高い系って褒め言葉なんだ!」
「意識高い系って言われてるあの人を目指そう!」
という哀れな子羊が生まれることは、
「みんな信念を持とう!」というぼくの信念の妨げになると思いました。
ので、丁寧に「意識高い系」と向き合ってみたいと思います。
「意識高い系」と「意識高い人」の共通点
一言で言うと、『取ろうとする手段』に共通点を感じます。
- 先鋭的なこと
- 誰もやらなそうなこと
- 実行のハードルが高いこと
- 目立つようなこと
- 自己啓発につながりそうなこと
モレもダブりもありそうですが、こんな感じでしょうか。
「意識高い系」も「意識高い人」も、
興味を持って取り組む対象に、大きな違いはないように感じます。
(表現に若干のトゲがあるのは、ご愛嬌ってことでお願いします)
「意識高い系」と「意識高い人」の大きな違い
端的に言うと、『目的と志の深さ』でしょうか。
ぼくの個人的な印象でしかありませんが、比較してみます。
意識高い人
- 明確な目的、成し遂げたいことがある
- そのために行動する
- 本質を求める
- 疑問、違和感を解消することに力を入れる
- 『意識が高くなることは、ただの結果』
意識高い系
- 明確な目的も、成し遂げたいことも無い
- ただ何となく、で行動する
- 本質には目を向けず、表層を滑る
- 疑問、違和感を抱かない
- 『意識を高くすることが、ある種の目的』
まとめ
別に個人的な恨みがある訳じゃないのに、
トゲが生え続けました……
もし気分を害された方がいらっしゃったら、すみません。
みんなが、
「意識高い系」になることなく、
目的と志を持って、
「結果的に意識が高く」なりますように。
ちなみにWikipediaに「意識高い系」をまとめたページがありました。
びっくり。
リンクだけ貼っておきます。
あと、さいごに。
さすがにいないか。
炎上マーケティングにやられて、意識高い系を目指す、子羊的な人。
(長いノリツッコミ)