発散と収束のあいだ ~ダイコンスクラム~

働き方改革?生産性向上?そんなことよりまず全員が幸せに働ける世界にしよう。「チーム」「信念」「感情」この3つの大切さを日本中に広めたい。思考と感情をダンプし、自分の輪郭を明らかにする。心理的安全性を高める哲学とか解説ポエムとか、アジャイルなマインドとか

ひとの心を動かすたった2つの極意

はじめに

この記事のテーマ

は、「ひとの心を動かすたった2つの極意」です。

 

 

先日、「人はWhyに心を動かされる」サイモン・シネック氏のゴールデンサークルの動画をご紹介しました。

 

今回は、ゴールデンサークルでは語られていない側面の「ひとの心を動かす極意」について、書きたいと思います。

 

結論となるキーワードは、「確信」「情熱」です。

 

骨子はこんな感じ。

f:id:paraesta:20191113185552j:image

 

この記事で伝えたいこと

は、3つです。

 

ひとは「もやもや」に敏感

話し手がもやもやしていると、どうなるか?

「非言語コミュニケーション」に着目し、お話しします。

 

ひとは話し手の「確信」に耳を開く

確信を持って話すと、本当に聞いてもらえるの?

ぼくの経験を交えて、お話しします。

 

ひとは話し手の「情熱」を受け取る

情熱が他人に移ったり移らなかったりすることについて、

ぼくの経験を交えて、お話しします。

 

周りの人はぼくに対して、「この1年で大きく変わったね」と言ってくれます。

 

過去と比べて、心からぼくに力を貸してくれる人が増えたと実感しています。

 

その経緯にも少しだけ触れながら、「生きがい」「感情」の重要さについて考えるきっかけにしてもらいたいな、という心意気です。

 

ひとはもやもやに敏感

何かを主張、説得しようとしている話し手が、

 

モジモジ、もやっと、自信無く話している場を、想像してみてください。

 

話の『内容』は、頭に入ってきそうでしょうか?

 

 

人間は「言語情報」と「非言語情報」に不一致を感じると、

 

「非言語情報」を信じる生き物だそうです。

 

「言語情報」は『話の内容』に当たり、

 

「非言語情報」は表情、目線、話し方、声色、身振り手振り等、『視覚や聴覚情報』に当たります。

 

※「人は見た目が9割」と言う本も流行りましたね。あれです。

 

 

どれだけ主張の内容が素晴らしくても。

 

説得のロジックが素晴らしくても。

 

モジモジ、もやっと、自信なく話している(ように見える)状態。

 

これは、「言語情報」と「非言語情報」とが不一致を起こしている状態。

 

こうなると、聞き手は『話の内容』が頭に入らない、心が動かない。

 

そういうことが起こる様を、ぼくは何度も目撃しています。

 

「客観的に見ると良いこと言ってんだけどな、この人……」

 

っていうね。

 

ひとは話し手の「確信」に耳を開く

なら、どうすればよいか?


確信を心に携えて、自信を持って話せばよいです。

 

確信を持って話している人の話は、

 

内容に関わらず、一旦聞いてもらえます。

 

 

ぼくの経験をお話しします

 

ぼくは昔から、「みんなで協力したい、すべき」と思っていました。

 

その方が良いと『何となく』思っていて、主張もしていたつもりです。

 

でも、周囲から明確なリアクションはありませんでした。

 

ところが、あるときぼくの中に「チームで働くこと」への『確信』が生まれました。

 

スクラム」「グラフィックファシリテーション」との出会いです。

 

ぼくは『確信』をもって話し始めました。

 

するとそこに、周囲からの明確なリアクションが生まれました。

 

「それいいね!」あるいは

「あんまり惹かれない……(という態度)」

 

確信を持たずに話していたときは、

 

そもそも聞いてすらもらえてなかったんだな、と気づきました。

 

確信を持って話し、聞いてもらえたからこそ、

 

賛否はあれど、相手の感情が動いた結果に繋がったんだと思います。

 

「確信」の持つ力って、すごいです。

 

※この経験の話し、ぼくの「非言語情報」が伝わらないのが残念です(@_@)

 

 

ひとは話し手の「情熱」を受け取る

主張や説得を試みる際、

 

確信とともにもう1つ必要だと思うのは、「情熱」です。

 

主張を通したり説得したりする際、

 

どうしても賛同者が欲しくなるシーンがあると思います。

 

そんなときは、あなたの「情熱」を前面に出し、

 

次に説明する『他燃型』を探して、

 

巻き込んでみてください。

 

ぼくの周りにも『他燃型』の人が何人もいてくれて、

 

ぼくの背中を支えてくれています。

 

情熱の扱い方4タイプ

『自燃型』

自分の中に、燃える情熱を持っています。

今回の主役です。

 

一方で、情熱を受け取った人の反応は、3タイプに分けられます。

 

『他燃型』炎が燃え移る

『自燃型』の情熱に共感し、協力者、支援者となる

 

『不燃型』炎が燃え移らない

『自燃型』の情熱に対して、共感も制止もしない

 

『消火型』炎を消しに来る

『自燃型』の情熱に水を指し、情熱の火を消そうと試みる

 

 

特定の人はどんな主張に対しても特定の型になる、という訳ではなく、

 

主張の内容によって、立ち位置が変わることもあるでしょう。

 

ですが、特定のタイプになりやすい人は、一定数存在すると思います。

 

(身近に思い当たる人、いませんか?いつも『消化型』の人)

 

 

情熱を前面に出すと、『他燃型』の人を巻き込める可能性が高まります。

 

『他燃型』の人を巻き込み、賛同者が増えると、

 

あなたの主張は、通りやすくなるかもしれません。

 

まとめ

ご自身の「確信」「情熱」、是非探してみてください。

 

少しでも今回の記事に響くものがあったあなたにオススメ

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました!