土にまつわるエピソード『動きと破壊』
土曜日。土にまつわることを書きます。
泥んこ遊び
幼稚園の頃、砂場で泥んこ遊びをするのが好きでした。穴を掘り、水路を作り、トンネルを掘って、そこに水を流す。ダムを作ってみたり、塔を作ってみたり。仲のいい友達は1人か2人しかいなくて、いつも少人数で遊んでた。作ったものを衝動的に壊すことは、あまりなかったような気がする。例えばうちの次男なんかは、作った山を踏んづけたり壊したりするのを楽しむ場面を見たりしますが、その気持ちはよく分からないなあ。そういう思考性の人がいることは理解できるし、容認できます。
(自分が作ったものを目の前で壊されたら、腹を立てて文句の一つは言ってた気がします。いまは、どうだろう。)
土いじり
というほど立派なものではないですが、一瞬、プランターでオクラとキュウリ、トマトとブロッコリーを栽培していた時期がありました。ちょっと仕事の関連で。
やってみたら楽しさを感じはしましたが、当時住んでいたアパートの環境も良くなく、必要とされる作業(脇芽かき?追肥?とか)も丁寧にしなかったので、収穫はほとんど得られませんでした。
今の住まいでも、野菜か何かを育てようと思えば育てられるんだと思いますが、あまり食指が伸びません。
一方で人を育てるのは好むし、大切だと思っています。人と野菜の違いを踏まえると、「何か働きかけをした際に、すぐに反応が欲しい」のかもしれません。
おわりに
曜日お題シリーズ第三段。
砂場で水路を作って水を流すところや、野菜作りはあまり好まないところから、短期的に動きの起こることが好きなのかも、と気づきました。
また、自分が作り上げたものを壊すことの楽しさは分からないのかも、ということにも気づけました。
というかそもそも、ぼくの人生に「土」ってものがいかに薄いか、と言うことにも気づかされました。正直書くことなくて、捻り出すのが大変でした。
おわり。