発散と収束のあいだ ~ダイコンスクラム~

働き方改革?生産性向上?そんなことよりまず全員が幸せに働ける世界にしよう。「チーム」「信念」「感情」この3つの大切さを日本中に広めたい。思考と感情をダンプし、自分の輪郭を明らかにする。心理的安全性を高める哲学とか解説ポエムとか、アジャイルなマインドとか

ぼくをつくっている大切な要素って?

はじめに 

今回のテーマ

は、「ぼくをつくっている大切な要素って?」要は自己紹介です。お読みくださる方に、「自分ってどんな背景を持つ人間か」を知ってもらい、他の記事を読む上で理解を深めて頂くことができれば良いな、という思いで書きます。


今回お伝えしたい

のは、以下です。

f:id:paraesta:20190925090007j:image


……絵だけではよく分かりませんね。改めてお伝えしたいのは、以下の4点です。

 

  1. 「ぼくとスクラム。今の考え方のベースになっている「チームと人の心理に焦点を当てる」、スクラムとの出会いのはなしをさせてください。
  2. 「ぼくとグラフィックファシリテーション。今の時代に必要だと考えている「対話の見える化」、グラフィックファシリテーションの実践のはなしをさせてください。
  3. 「ぼくと価値創造」。やってみたい!それだけで始めた、価値創造、新事業開発なはなしをさせてください。
  4. 「(おまけ)プライベートなはなし」。素の自分なはなしを、少しだけさせてください。家族とインストラクターとジョジョ


いずれも、自分にとってターニングポイントだったな、という経験を簡単にご紹介させていただきます。


ぼくとスクラム

スクラムとの出会いは、2018年2月、Scrum Allianceの「認定スクラムマスター(CSM)研修」に参加したことでした。講師は、業界では有名な、Ebackyこと江端さん。当時、ぼくはスクラムには全く興味がなくて、正直会社の研修ノルマをこなす、程度の思いでした。あの時の自分を叱ってやりたい……。
が、江端さんのクラスを受けて、人生観が変わるほどの経験をしました。頭を殴られた、と言う比喩が、これほど当てはまる経験は、他にないかもしれません。人の心理変化に焦点を当てる点や、チームの自己組織化、「Commitment」「Focus」「Openness」「Respect」「Courage」の価値基準など、いくつもの要素が、自分のモヤモヤを解消してくれました。幸いにもCSMの認定を頂き、その後2018年9月に認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)の認定も取得しました。その後は主に非SW開発へのスクラムの導入と実践を模索しながら、今に至ります。一応エンジニアの端くれなので、SW開発への適用経験も、少しだけあります。
もし、お読みくださっているあなたが、江端さんの研修を受けたことがないなら、是非受けることをおすすめします。


そんなあなたには、こちら↓
パブリック研修(Scrum Alliance®公認研修)|オッドイー


これらの研修での学びは、今のぼくの宝物です。CSM研修、CSPO研修については、別の機会に記事をまとめようと思っています。

 

 


ぼくとグラフィックファシリテーション

唐突ですが、グラフィックファシリテーション(以下、グラファシ)ってご存じでしょうか。一言でいうと、

対話(はなし)を見える化することで、場の活性化や相互理解をうながす技術です。
グラフィックファシリテーションとは? | 一般社団法人 グラフィックファシリテーション協会

 

百聞は一見にしかず、拙いですが、ぼくのグラファシを改めてご覧ください。

f:id:paraesta:20190925090614j:image

他人から見ると、おそらくよく分からないですよね……が、自分の頭の中はかなり活性化ました。自分との対話の見える化


「一般社団法人グラフィックファシリテーション協会」という法人もあり、世の中に認知されつつある技術です。イベント等で見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 


グラファシとの出会いは2019年2月、グラフィックファシリテーション協会のなっちゃんこと山田夏子さんの講座を受けたことでした。ここでもまた衝撃を受けました。感化されやすいのかな……。当時からファシリテータを担うことが多かったのですが、自分のファシリテーションの方向性がどこかずれていたことに、自然と気づくことが出来る講座でした。目から鱗ってやつでした。即座に1日1枚以上、何かしら描く!と自分にノルマを課し、2ヶ月で60枚以上、打ち合わせの議事や自分の検討ノートなど、ひたすら実践を続けました。半ば押し付けだったのに付き合ってくれた同僚の方々には、感謝しかありません。その後2019年5月に中級者向けの講座を受け、人の言葉にならない思いを『感じる』トレーニングをしました。練習と、『感じる』トレーニングの甲斐もあり、今ではグラファシや対話の見える化の価値を、職場でも認められつつあり、ライフワークのひとつにしたいと思っています。


※実は2017年に「グラフィックレコーディング(以下、グラレコ)」のちょっとした講座に参加はしていたのですが、そこでは実践するまでの衝撃は受けませんでした。厳密に言うと、グラファシとグラレコは目的が違います。が、深いはなしはまたの機会に。


ファシリテーター」を担うことが多い方は、グラファシ講座、おすすめです。


そんなあなたにはこちら↓
池袋・巣鴨の「絵が苦手でも大丈夫★グラフィック・ファシリテーション講座【基礎編】」by 山田 夏子 | ストアカ

ぼくと価値創造

こんなぼくにも、"The SE"の経験があります。見積もり作り、お客さんとの調整、トラブル対応……そして、そんなSEに慣れと飽きと疲弊が入り交じった時期が来ました。2017年、部内で「新規事業だ!価値創造検討だ!」という流れがあり、元々アイデア発想は好きだったので、合流させてもらいました。好きが高じて、今ではSEよりも価値創造をやるチームの活動の比率が高くなっています。
価値創造に繋がる手法、例えばカスタマージャーニーマップや、アンケートづくりや、ピッチ資料づくりなどを学び実践する場の提供をしたり、自ら実践したりしています。温泉旅館にアポ無し突撃インタビュー巡りに行ったりもしました。当然ほとんど断られ、現実の厳しさを感じると共に、その中でも温かく迎えてくださるご主人がいたりして、ある意味人生の縮図みたいな経験でした。
成果という成果はないのですが、価値創造活動も、今のぼくを形成する大切な要素です。ブログタイトルの一部『発散と収束』も価値創造活動を通じて身に付けたマインドと習慣です。

(おまけ)プライベートなはなし

少しだけ、プライベートなはなしもさせてください。こんな特性のやつです。

  1. 3人の息子を持つ父親で、子育て家事は、それなりに担っている方だと自負しています。外で「恐妻家」って言ってるのは「愛妻家」だからだよと、内心思ってます。
  2. 学生時代にスイミングのインストラクター経験があります。普段のトーク術や人に伝える工夫は、ここで身に付けました。ちなみに最近は子育てに追われて、泳げてません。泳ぎたい……
  3. ジョジョの奇妙な冒険』がだいすきです。甲乙つけがたいけど2部と4部が好み。普段は、何かとスタンドやキャラに例えたがります。

まとめ

今回は、「ぼくをつくっている大切な要素って?」をテーマに、自己紹介として次の4点についてお伝えしました。
スクラムとの出会い;チームと人の心理に焦点を当てる」「グラファシとの出会い;対話の見える化をライフワークに」「価値創造;発散と収束のマインド」「プライベート;家族とインストラクターとジョジョ


今回書いてみて、最近は論理やカタチより、感情やうまく表せないモヤモヤや勢いに興味や思考の軸足が移ってきたな、という気付きが改めてありました。こんなぼくですが、今後お付き合いくださると、飛び上がって喜びます。よろしくお願いします。

 

にほんブログ村 経営ブログ 組織・人材へ