発散と収束のあいだ ~ダイコンスクラム~

働き方改革?生産性向上?そんなことよりまず全員が幸せに働ける世界にしよう。「チーム」「信念」「感情」この3つの大切さを日本中に広めたい。思考と感情をダンプし、自分の輪郭を明らかにする。心理的安全性を高める哲学とか解説ポエムとか、アジャイルなマインドとか

対話の浅い深いを、UNOで喩えてみる

全く深まっていかない対話の様子と、深く対話を紡いでいく様子を、“UNOの札の出し方”で喩えてみようと思います。

 

 

深まらない対話

UNOで言うと、まず色が同じで数字違いの札を出す、次は色違いで数字を合わせた札を出す、また次は色を合わせて数字違いの札を出す、というような感じです。

赤1→赤8→青8→青4→緑4……

当たり前に普通のUNOです。ゲームとして見ると、次に出せるものが残るかどうかワクワクする、スリリングな展開で盛り上がるような感じかもしれません。

しかし、対話としては何も深まっていかない、表層をずっと漂っている感じの対話だと感じます。

 

深い対話を紡ぐ

UNOで言うと、前に出された札の色と数字に対して、出来るだけ近い物を重ね続けていく感じだと思います。

赤1→赤1→赤2→赤3→青3→青3→青2→赤2……

ローカルルールで縛りを入れた感じのUNOです。ゲームとしてみると、ルールには無い制約が加わり、難易度が上がりすぎて出せる札が減りすぎて、一見つまらない感じかもしれません。

しかし、対話としては、「さっき出た赤2と、青2を経由して出た赤2、めちゃくちゃ共通点あるんじゃない!?」的な気づきに繋がったりしそうです。

 

おわりに

手札の重要性。手札が足りなければ、深い対話は難しいのかもしれない、と気づきました。

また、傾聴の重要性。前の人が何を場に出したのか、本質を聞くことも必要だと気づきました。

深い対話のためには、プレイヤーの皆さんが、たくさんの手札を貯めておく、たくさんの人生経験を積んでおく必要があり、前の発言を味わい尽くした上で、適切な自分の手札を場に出せる、ちゃんと伝わるように言語化できる必要があるのかもしれない、と気づけました。

おわり。

 

追伸

諸事情があり、更新はごく稀に、細々と続けられるかどうか、という状況になってしまいました。

お世話になっていた皆さんのブログへも、中々訪問し辛い状況です。

これまでとは変わり、ゆるくゆるーく、となりますが、引き続きよろしくお願いします。

 

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