主観と客観、目的と目標のはなし
「目的」と「目標」という、似ているけど少し違うことばがあります。
的と標
目的は「目指す的」ゴールのこと。当てることが出来ると嬉しいし、そこに居続けてもいい。ような気がする。
目標は「目指す標」ゴールの途中にある途中経過、目印のこと。到達すると嬉しいけど、そこに居続けるものではない。
ボウリングのピンが“的”なら、3歩先くらいにある三角印は“標”。山頂が“的”なら、7合目は“標”。
目的がないままに目標を立てても、中身は空っぽ、虚しいだけ。
客観と主観
“数値目標”とは言うけれど、“数値目的”とは言わない。目標は、客観的に納得感がある方が、達成したときの効果は高そう。
“自分の目的が大切”には素敵な響きがあるけれど、“他人の目的の方が大切”にはどこか切ない響きがある。目的は、他人よりも自分が納得できている方が、主観的な方が意義がある。
おわりに
自分自身で決めた目的に向かって、他人の目でも見てもらった目標にたどり着きながら、歩むのがいいと思います。目標や、その達成のための手段にに惑わされて、目的を見失わないように。おわり。
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