対話の本質はテレワークだろうが何だろうが変わらない
先日、とある筋から
「お客様の感情を引き出したい、聞き出したい。でも新型コロナウイルスのせいで、対面で打ち合わせが出来ないので、それが難しくなった」
と聞こえてきました。果たして感情を引き出せないのは、本当に新型コロナウイルスのせい、テレワークのせい、対面で会えないせいなのでしょうか。
おこがましさを感じる
「感情を聞き出そう」なんて考えがそもそも邪でおこがましい、相手に無礼な気がしました。相手の方から「感情を吐き出したい」と思ってもらえる関係にならない限りは、感情なんて聞けないと思います。
感情をさらけ出せる関係
そんな関係には、一筋縄ではなれないのではないでしょうか。相手に対する興味を示し、深い敬意を抱き、自分と異なるものをスーッと受け入れるオープンな心を持ち、そして十分な時間を共に過ごすことが、最低限必要だと思います。またそれをやったからと言って、絶対にさらけ出せる関係になれるとは言い切れない、簡単ではないことだと思います。
向き合うことから逃げないで
ただ、さらけ出せる関係になるために必要な相手との向き合い方は、対面であれリモートであれ、変わらないと思います。さらけ出せる関係になったなら、リモートだって丁寧に相手と向き合えば、感情は伝えられると思います。
関係づくりに必要になる「十分な時間」は増えるかもしれないし、単位時間に伝えられる感情の量も減るかもしれないけれど。
おわりに
リモート会議越しであっても、より真摯に、より丁寧に、相手との時間を過ごすことで、感情のやり取りは出来るような気がしています。ぼくは少し、挑戦を始めています。
おわり。
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(この記事にインスピレーションを頂いて書きました)