良いものの見方、悪いものの見方
一見良く見えるものにも、
デメリットがあります。
逆に、一見悪く見えるものにも、
メリットがあります。
ものごとには、必ず二面性がある
デメリットが0なんて無い
これは非の打ち所のない、良い案だ!
と思うことはありませんか。
ぼくには、しょっちゅうあります。
でも、一晩経って改めて考えると、
大体、粗が見えてきます。
例えば、昇進。
地位や名誉や金銭メリットがある一方で、
プレッシャーやストレスが増えたり、
時間的余裕が減るデメリットが、
思いつきます。
(これに気づくのに、10年かかった気がする)
※余談ですが、
一晩経った後に気づくことを
『カレー効果』
と呼んでいます。
閑話休題。
メリットが0なんてことも無い
こんなの最悪の出来事だ!
と思うことにも、
意外なメリットがあったりします。
例えば、夫婦喧嘩。
気分も悪くなるし、疲れる一方で、
自分の良くないところを客観視できたり、
仲直り出来れば絆が深まったり、
というメリットがあります。
どちらかが0なら、視点が足りない
それは完全に駄目だよ!
とか、
これは完璧だよ!
という人を見かけたら、
こう問いかけてあげてください。
「検討の視点は足りてますか?」
「良い面/悪い面は本当にありませんか?」
おわりに
物事に例えてきましたが、
人だって同じだと思います。
誰にだって、良い面と悪い面がある。
さらに言うと、その良い面悪い面は、
「状況に合ってるか合ってないか」
だけだったりします。
状況が変われば、合う合わないも変わり、
良し悪しも変わります。
もし見下している人がいれば、
見直せる点を探してみてください。
もし崇拝している人がいれば、
見習えない点を探してみてください。
きっと、人生の幅が、広がります。
色んなメリデメ