発散と収束のあいだ ~ダイコンスクラム~

働き方改革?生産性向上?そんなことよりまず全員が幸せに働ける世界にしよう。「チーム」「信念」「感情」この3つの大切さを日本中に広めたい。思考と感情をダンプし、自分の輪郭を明らかにする。心理的安全性を高める哲学とか解説ポエムとか、アジャイルなマインドとか

自分の「ものさし」を使うとき、しまうとき

人は、

 

身の回りで起こったことを、

 

自分の「ものさし」で解釈します。

 

色んなものを、評価します。


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「自分にとってどういう意味か?」

「価値はあるか無いか?」

「良いことか悪いことか?」

 

そういう生き物なので、

 

仕方ありません。

 

というか、生きていくために必要な力です。

 

 

でも一方で、今の世の中、

 

「解釈」ばかりで、

 

少し疲れませんか?

 

 

解釈すること、感じること

解釈ばかりでは感じられなくなる

解釈することは、

 

評価することです。

 

評価するということは、

 

人が人の価値を

 

決めるということです。

 

人と人を比べるということです。

 

人は「ものさし」がなければ、

 

そのスケールを認識できません。

 

 

でも、それって幸せでしょうか?

 

ありのままの自分が認められる、

 

そんな場所があると、

 

いいですよね。

 

 

ありのままを認められる場所がないと、

 

ありのままを感じることが

 

出来なくなります。

 

解釈すること、

 

評価することしか、

 

出来なくなります。

 

 

感じるだけだと自分が無くなる

逆に、

 

感じることしかできないと、

 

「ものさし」がないと、

 

成長が無くなっていきます。

 

自分の輪郭をはっきりさせるのが、ほんとうの成長なんだよ。

 

https://meigennavi.net/word/031/031040.htm

 

輪郭をはっきりさせるためには、

 

周りの人と自分を、

 

比べることも必要です。

 

 

そう考えると、

 

解釈することも、

 

解釈されることも、

 

一概に悪いとは言えませんね。

 

 

都会暮らしと田舎暮らし

都会で暮らす

都会で生活していると、

 

「ものさし」地獄ですね。

 

どこにいても、

 

解釈されることばかりです。

 

疲れます。

 

 

街で見かける街路樹や緑化公園は、

 

一見、自然に見えます。

 

でもそれらでさえ、

 

人の手で植えられ、

 

人の手で整えられた、

 

人工物とも言えます。

 

「緑とはこうあるべき」

「こうすればきれいで素敵でしょ?」

 

ここにも、人の解釈が。

 

改めて都会で周りを見渡すと、

 

ほぼ人工物だということに気づきます。

 

本当に、驚きますよ。

 

 

でも、その分、

 

自分に「ものさし」を当てることで、

 

成長ができたりもします。

 

田舎で暮らす

田舎で生活していると、

 

たくさんの「ものさし」から

 

解放されます。

 

 

ありのままを感じる機会に恵まれます。

 

ありのままの自分、

 

ありのままの自然。

 

人工物の少ない世界。

 

人の解釈の少ない世界。

 

 

でもその分、

 

自分の成長の速度は、

 

緩やかになります。

 

おわりに

感じることも大切、

 

解釈と向き合うことも大切。

 

両方のバランスが取れる状態が、

 

今の世の中では、

 

健康的なのではないでしょうか。

 

 

そんなぼくは、

 

プチ田舎の出身です。

 

今は、都会に勤めながら、

 

住まいはやっぱりプチ田舎を

 

選んでしまいました。

 

都会の「ものさし」

田舎の「ありのまま」

 

どちらも体感できる生活。

 

すごく贅沢だなーと、

 

縁や環境や家族に感謝しています。

 

 

みなさんも、

 

「ものさし」の出し入れのバランスを、

 

整えてみてはいかがでしょうか。